なにかにつけてちょっとしたインテリアを購入してしまうわがや。
モビールは駒形さんの「モビールバード マルチカラー」が好きで、リビングに飾っています。
わがやにはもう1羽モビールが飛んでます。
オストハイマー社の「モビール鳥」。
こちらは、玄関を入ってすぐの廊下にぶら下げています。
オストハイマーらしく、余分な着色はせず、シンプル姿。
いつ見ても飽きがこない、お気に入りの一品です。
オストハイマーのモビール鳥って、こんなモビール
オストハイマー モビール鳥 メーカー:オストハイマー(ドイツ) サイズ:高さ30cm、幅45.5cm、翼23cm
モビールとは「動く彫刻。何枚かの木片や金属片などを糸や針金でつるし、それらがバランスを保ちながら、微妙に動くようにしたもの」。
風でゆらゆら動くイメージがあるかもしれませんが、オストハイマーのモビール鳥は風では動きません。
ぶら下がっているひもをひっぱると、大きく羽ばたき、それに合わせて胴体も上下に動くのです。
そのゆったり羽ばたく様子がとても雄大で、こんなせまい空間にいるのに、まるで大空を飛んでいるかのよう。
渡り鳥が遠くの土地を目指して飛んでいる様子を、勝手に想像してしまいます。
ちなみに翼を通っているひもの部分を調整すると、羽ばたき方が変わります。
ちょっと顔を上を向いて飛ばすこともできます。
翼が23cm、胴体が45cmある大きな作りも好きなポイント。
からだ全体をつかって羽ばたくので、スケールが大きい。
オストハイマー社は、ドイツの工房。
ひとつひとつ手作りでおもちゃを作っていて、シンプルでやさしい色使いが特徴です。
なかでも原木から作られた木製の人形は、お店でもよくお問い合わせがありました。
モビール鳥も、色使いはシンプル。
頭とお尻、羽先しか着色されていません。
他の部分は、白木そのまま。
だから主張せずに、どんな場所にも似合います。
いまは廊下であまり羽ばたかなくなりましたが、たまに思い出したように引っ張ってます。
オストハイマーのモビール鳥を購入したきっかけ
わがやにモビール鳥がやってきたのは、確か2014年。
いまは店をとじられましたが、当時豊中にあった小さな絵本屋さんで購入しました。
はじめてお店に立ち入ったボクは、絵本のセレクションとお店全体の雰囲気に感動。
おもちゃはすこししか販売されてませんでしたが、棚の下の方に箱のままおいてあったモビール鳥に目が止まりました。
外箱も淡い色合いで、素敵なデザインでだったのです
(もう箱はどこかにいってしまいましたが…)。
店員の方が中身を出して、実際にひもをひっぱって羽ばたかせてくれて。
動く様子を見たら余計気に入りました。
そのころは賃貸に住んでいて壁に穴をあけられず、ぶら下げる場所がないのは分かっていたのに、連れて帰らずにはいられませんでした。
勤めていたお店でも取り寄せして社割ですこし安く購入もできたんですが、訪ねたお店を気に入った場合は、何か買うことを自分のルールにしていることもあり、その場で買いました。
それから2年後、いまのマンションに引っ越したのを機に、天井に穴をあけてようやく飛ばせることができました。
なのでちょっと思い入れのあるおもちゃです。
このモビール鳥、数年前に廃盤になってしまいました。
同じようなつくりのドイツ・クレフト社のモビール「かもめ」。
一度廃盤になりましたが再販され、お店でもたまに問い合わせがありました。
かわいいデザインですが、こちらはどちらかというと、べったり色が塗られているので好みが分かれそうな気もします。
リビングで飛んでいる駒形克己さんの「モビールバード マルチカラー」もお気に入りです。
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