わがやは学習机にあまりお金をかけていません。
子ども3人ともイケアのミッケです。
机の横にイケアの収納棚を置いたらそれで充分だと思ってます。
代わりと言ってはなんですが、イスはまぁまぁ値段がはるのを購入しました。
なぜかというと、
・机の高さを変えられないことを考えると、イスの方を子どもの成長に合わせて調整したいから。
・なるべく正しい姿勢でイスに座って、ストレスなく机に向かってほしいから。
そこでたどり着いたのが、座るときの姿勢を重視した子ども用のイスやいわゆるバランスチェア。
3人の子どもが入学するたびに、どのイスにするかいつも悩んで、結局3人ともちがうメーカーのイスを購入しました。
長女ーバランスイージー(バランスラボ 旧サカモトハウス)ー学習机用
長男ースレッドチェア SLED-1(弘益)ー学習机用
次男ーアップライトチェア(豊橋木工)ー学習机用
トリップトラップ(ストッケ)ーダイニングテーブル用
(次男は学習用と食事用に2台)
4種類を並べると、こんな感じ。
子どものイスでも、こんなに見た目や大きさがちがうのって、おもしろいですね。
それぞれのイスに良い点があると思います。
今回は実際にわがやで使用して感じたことを、一台ずつ紹介します。
バランスイージー(バランスラボ 旧サカモトハウス)の感想
バランスイージー メーカー:バランスラボ(旧サカモトハウス) 適応身長:110~180cm 耐荷重:100kg サイズ:幅53cm×高さ54cm×奥行62~72cm 重さ:7kg 使用歴:7年
ラクに姿勢がよくなるという、バランスチェア。
長女が小学校に入学するときに購入しました。
背もたれがなく、座面もすこし斜めになっています。
お尻と両膝でからだを支えることになり、太ももがおなかに対して直角ではなく、すこし斜め下に開く感じに。
このためお腹に圧迫感を感じず、自然と背筋が伸びた状態になります。
座面のクッションの高さは調整できませんが、膝クッションの高さを調整ができます。
使いはじめたころと比べ、長女もだいぶ背も高くなりましたが、いまでも使えています。
対応している机の天板の高さは70〜78cmです。
(わがやで使っているイケアのミッケの高さは75cmでした)
あと、これは地味に気に入ってるところですが、使わないときに机の下にスポッと入り、収まりがいいです。
使いはじめのころだけ、いままでのイスとちがうので、長女はちょっと戸惑っていたような感じでしたが、いまでは、あたりまえのように座っています。
7年使ってますが、本体はまだまだ丈夫。
カバーはさすがにすり減って破けてきたので、7年目を迎えた中1のときに新しいカバーと交換しました。
こういうとき、別売りでもカバーを発売しているのは、ほんと助かります。
逆に言えば、長く使うのだったらカバーは必須です。
わがやが購入した7年前から、すこしずつ改良されているみたいで、
いまのバランスイージーでは、膝クッションを7段階で調整できる部品がついてます。
旧タイプは膝クッションのストッパーが劣化して、下がってしまういう口コミがあったので、
それに対応したのではないかなと思います
(わがやでは旧タイプでも問題なく無断階調整できてます)。
確かに長女が机に向かっているときは、割とまっすぐ座っているかもしれません。
このイスの影響で集中力が持続しているかどうかは、正直わかりませんが、
とくに足がブラブラすることがないので、少くともしっかり前を向いています。
なので、ボク的には、バランスイージーを長女のイスにチョイスしたのは大正解!
これから中2・中3になって否が応でも机に向かう時間が長くなるので、もっと真価を発揮するんじゃないかなと、期待してます。
スレッドチェア SLED-1(弘益)の感想
スレッドチェア メーカー:弘益 適応身長:130~175cm 耐荷重:80kg サイズ:幅49 x 高さ53H x 奥行き71cm 重さ:10kg 使用歴:4年
長男の小学校入学時に購入しました。
バランスイージーと同じように、背もたれがなく、膝で受け止めるタイプのバランスチェアです。
座面・膝クッションの形が、バランスイージーが楕円形に対し、スレッドチェアは長方形に近い形。
全体的にどっしりした印象で、重量も10kgとバランスイージーよりも3kg重いです。
重そうな印象ですが、わがやは底にフローリング傷つけ防止のフェルトを貼っているせいか、
机の下からの出し入れなどは、次男が小学校1年時から問題なくできています。
ただ、個人的には、4つイスの中でいちばんオススメじゃないと思ってたら、2021年に製造が終了してました。
なんであまりオススメできないかと言うと、膝当てクッションの高さの調整が5段階しかできず、いちばん上の高さにしたときに、膝クッションが不安定でぐらつくからです。
対応身長が130cmからなので、小学校一年のときから膝当てをいちばん高くしてますが、結構前後にグラグラ揺れます。
はじめ不良品かなと思ったくらい。
他のひとの口コミを見ても同じようなことが書いてあったので、仕様でした。
おそらく構造上の問題だと思います。
ゆくゆく膝当てを低くすると、もうすこしは安定するだろうけど…。
他のイスとくらべて重量は重いのに、耐荷重が低いのは、やはり構造のせいなのかもしれません。
ただ、長男は気に入ってるようで、勉強やPCゲームをするときにつかっています。
親から見たら大丈夫なんかなと不安になりますが、本人は別段不満を言わず愛用してます。
アップライトチェア(豊橋木工)の感想
アップライトチェア メーカー:豊橋木工 適応身長:90cm~おとな 耐荷重:100kg サイズ:幅46 x 奥行55 x 高さ83cm 重さ:8.1kg 使用歴:2年
次男が小学校入学前の時期に、たまたま家の近くの家具屋さんで妻がサンプルを展示しているのを見つけ、一目惚れ。
2回目はボクが一緒に家具屋さんに行って、やはり実物を見て気に入りました。
3回目は次男を連れて行き、座らしてみるとすごくフィットしてる感じが。
本人もしっくりきたみたいで、その日に注文しました(アップライトチェアは受注生産です)。
座面カバーは色見本を見てミモザ(明るい緑色)に。
合皮もありましたが、もう水分こぼすことも少ないだろうと思い布地にしました。
木材の仕上げはポリウレタン塗料の「ナチュラル」と、亜麻仁油に「オイル」から選べて、
「ナチュラル」にしました。
ポリウレタン塗料だと木材の表面に膜をつくることになり汚れに強いのがポイントでした。
木材は値段が高くなるウォールナットはパスしました。
なので、わがやのアップライトチェアは、ネットとかの写真で割と出てくる組み合わせです。
明るい雰囲気で、色合いも気に入っています。
アップライトチェアで気に入っているところは、
①座る座面と、足を置く足台、両方とも微調整できる。
座面は10段階、足台は16段階で高さを調整できます。
この組み合わせで、子どもの身長にぴったり合わせることができるんです。
ちなみに、アップライトチェアは、推奨の机の高さが67〜73cmになってますが、
イケアのミッケ(高さ75cm)でも、問題なく使えています。
②からだにフィットする背もたれの曲線。
アップライトチェアの背もたれは、横だけでなく縦もなめらかなカーブを描いていて、座ると包み込まれるような感覚になります。
次男はからだがすごくちいさくて、よくあるようなコロコロがついてる学習イスだと足がつかず、
座面も大きくて背もたれまで距離ができてなかなかフィットせず。
だからなおのこと、アップライトチェアに座ったときに、イスと一体化している感じがあって、これは!と思ったのです。
購入してからもイスに座っているときは、しっかり前を向いています。
よくあるような、背もたれに深く腰掛けすぎてダラけてる感じはありません。
座面のほどよいクッションもいいですね。
長時間座っていてもからだに響きません。カバーが標準でついているのもいいと思います。
ちなみに、わがやの猫は、そのクッションの良さを知ってか、アップライトチェアの座面が大好き。
なぜか他のイスでは寝ようとしません(座面が斜めだったり、クッションがついてなかったりするからだと思いますけど)。
注文してから納品まですこし時間がかかりましたが、ホントいい買い物でした。
使用してまだ2年弱なので、まだまだ新品みたい。
おとなまで使えるので、ながーく使って欲しいと思います(そして値段の元をとってほしい…)。
トリップトラップ(ストッケ)の感想
トリップトラップ メーカー:ストッケ 適応身長:3歳〜おとな 耐荷重:136 kg サイズ:幅46 x 奥行49 x 高さ79cm 重さ:6.4kg 使用歴:5年
これは、次男が幼稚園に入ったときに購入。
もちろん、育児雑誌などでよく紹介されていて、存在はしっていたけど、なぜか購入してませんでした。
必要になったのは、あかちゃんだった次男が食事に使用していたベビー用ハイチェアを卒業したとき。
ふつうのダイニングチェアに座らしてみましたが、からだの小ささから全然姿勢が安定せず。
クッション等で座面を高くしても食べにくそうだったので、高さを調整できるトリップトラップの購入を決意しました。
いま思えばダイニング用にもっと早く買っとけばよかった、と後悔しました。
トリップトラップは、アップライトチェアと同じように、座面と足のせ台の高さを調整できます。
座面が5段階、足置き台は14段階。
当時の次男の背の高さに合わせて調整していました。
さらに、わがやのダイニングテーブルはイケアの伸縮式の足を付けていて、テーブルの高さを何度か変えたことがあります。
ダイニングにソファを付けたときは、ローテーブルのようにテーブルの高さを低く、その後ソファを捨ててダイニングチェアに戻したときはテーブルの高さも10cmほど高くしました。
トリップトラップは、ダイニングテーブルの高さにも合わせて、座面の高さを調整できたので、ホント助かりました。
ただ、わがやでは学習机用ではなく、あくまで食事用のイスとして使っています。
座面が木の板なので、長時間座るのには向いてないと思ったからです。
もし学習用に長時間座ることになったら、別売りのクッションがあった方がいいと思います。
わがやは次男の学習用にアップライトチェアを購入していたので、クッションの購入は見送りました。
わがやなりに、4種類のイスをおすすめ順に並べたら・・・
わがやにある4種類のイス。
学習用に使うとして、ボク的にオススメの順は以下のとおりです
①バランスイージー = ③アップライトチェア > ④トリップトラップ >>>> ②スレッドチェア
バランスイージーとアップライトチェアは、タイプが違うので、好みの問題かと思います。
背筋が伸びるような感じで座りたい場合は、バランスイージーがオススメ。
足台・座面の高さを細かく調整でき、背もたれに包み込まれるように、イスと一体化して座りたいのならアップライトチェアをオススメします。
アップライトチェアとトリップトラップを比べたら、いずれ勉強で長時間座る日がくると想定して、座面のクッション性と背もたれの曲がり具合から、アップライトチェアをおすすめします。
スレッドチェアは、他の3台に比べると、個人的にはすこし劣るかなと感じました。
やはり膝当てのグラつきが気になります。
それぞれのイスに特徴があるので、ご家庭に合わせて購入されたらいいと思います。
ちなみに3人きょうだいで、みんなちがう学習イスを使用していますが、学習用ライトは同じです。
コイズミの「LEDモードパイロットスリムアームライト」です。
こちらは他に選択肢がなかったくらい、買って大正解でした。
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