2月になると、わがやではすることがあります。
それはひな人形を飾ること。いつも節分が終わった時期に出しています。
飾るお日柄を特段気にしているわけではないのですが、なんとなく飾っているのが1ヵ月間くらいだと、有り難みがあるかなーっと。
それ以上飾ると、見慣れた風景の一部になってしまいそうなので。
わがやの節句人形は、遊プランが製作している、小黒三郎さんデザインの組み木の節句人形。
子どもと一緒に遊びながら、箱から出して、飾り付けをします。
節句人形って、すごく大事に扱われていて、おかあさん・おとうさんが手袋をしながら飾るみたいなイメージがないですか?
遊プランの節句人形は、組み木のパズルになっていて、積木のように遊べます。
子どもも気にせず手にふれることができるんです。
なので、子どもも一緒にかぞくで人形を飾ることを楽しめ、
季節行事をを身近に感じれる、なによりそれがうれしい!
小黒三郎さんデザインの組み木の節句人形(遊プラン)
メーカー:遊プラン(日本)
段飾りから、一段のもの、さらにかわいいちょっとしたお人形まで、
遊プランの節句人形にはさまざまな種類があります。
小黒三郎さんの節句人形の、大きな特徴は「組み木」になっていること。
組み木とは、いくつかの木片を組み合わせたもの。
遊プランの節句人形は、職人さんが1枚の木材から、電動糸ノコで切り抜いています。
なのでよーく見ると着色されているところでも、木目がつながっているのです。
容器に入っているときはまるでパズルのよう。なのでお片付けのときに遊べます。
容器から出して飾ると、このような感じに。
飾り方も例はありますが、決まったかたちはありません。
実際、わがやでは下の子がぼんぼりをこっちにしたり、盃をあっちにしたり、ときどき配置をいじって遊んでます。
自由自在なのがいいですね。
省スペースで飾れるので、現代の住宅事情にマッチしていると思います。
ボクはデザインに加えて好きなのが、淡い色合い。
木の部位によって、ちょっとずつ色の出方がちがうのも、個性があって好きです。
はっきりした色合いでベタ塗りしている木製のお人形も他社製でありますが、
ボクはこの色がはっきり出てなくて、木目が見えているところがすてきだと思います。
お店では数年前まで、発注した商品も事前予約でいっぱいで、ほとんど店頭出しができないくらい人気でした。
ここ数年落ち着いてきて、以前より通販などでも手に入れやすくなったように思います。
わがやの、小黒三郎さんの節句人形
わがやの子どもは、女・男・男なので、ひな人形と五月人形があります。
両方とも、遊プランの節句人形です。
ひな人形が「鯛雛」。
五月人形が「鯉武者と金太」。
どちらも容器付の1段タイプのもので、曲げわっぱ入りです。
この2つは同じサイズの容器に入っているので、人形のサイズ感も同じ。
遊プランの節句人形のカタログは、ひな人形と五月人形のページははっきり分かれているのですが、
この2つのお人形は同じページに掲載されてました、なので勝手にペアの人形だと思ってます。
わがやの節句人形の飾る場所は、キッチンカウンターの隅のスペース
毎朝子どもたちに天気と占いを言わされている、アマゾンのアレクサの横。
こんな現代チックなAIの横に置いてますが、特に違和感ありません(とボクは思います)。
昨年から猫がちょっかいを出さないように、無印良品の透明ケースをかぶせてます)。
容器の曲げわっぱも、これがまたすてきで、土台にして一緒に飾っています。
はじめの何年かは、なにも敷かずに飾っていたのですが、雰囲気を出すために赤と緑のもうせんを追加で購入してます。
お店に勤めていたころ、会社主催のイベントで、小黒三郎さんの実演会のお手伝いをしたことがあります。
体験イベントもあって、一般の参加者の方が小黒さんがつくったデザインに沿って、電動糸ノコで木材を切り抜いていました。
小黒さんは、その横で参加者の方が作る様子を見ていて、ときおりアドバイスしながら、お手伝いをされてました。
木材を切るのがお好きなんだなーと感じたのと、講演会で組み木職人の今後について熱い思いを語っておられたのが印象的です。
体験イベントは、ボクも実際に電動糸ノコで作ってみましたが、手の動かし方が不安定で、ガガガガと変な音がでて、切り口がギザギザに。
糸ノコの使い方がすごい下手だったんでしょう、頭がトゲトゲした動物が完成しました。
いつか紙やすりで滑らかにしようかな、なんて思ったこともありましたが、
これはこれで記念になる、と思ってそのままにしてます。
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