お店でずっと人気だったカードゲーム、ナインタイル。
わかりやすいルールで、お客様にサンプルを見せると、すぐ遊び方を理解してもらえて、ゲームのおもしろさも伝えることができました。
自宅用に購入しようかなー、どうしようかなー、と悩んでいた頃、ナインタイルのポケモンバージョン「ナインタイル ポケモンドコダ」が発売されるという情報が。
背中を押されて、とうとう自宅用に購入しました。
「ナインタイル ポケモンドコダ」って、こんなゲーム
メーカー:オインクゲームズ 内容物:ポケモンのタイル 9枚4セット(計36枚)、お題カード 30枚 プレイ人数:2~4人 対象年齢:6歳以上
ナインタイルは、自分の9枚のタイルを、お題カードの順番通りに並べる、スピード勝負のゲーム。
完成したらお題カードの上にすばやく手をのせ、いちばん早かったひとがお題カードをもらえます。
説明書の遊び方だと、誰かが4枚カードを取れたらゲーム終了です。
「ナインタイル ポケモンドコダ」のタイルに描かれているのは、ピカチュウ・イーブイ・ヒノアラシ・ポッチャマ・ミジュマル・モクローの、馴染みある6体のポケモン。
「6体しかないの?」と一見かんたんそうに思えますが、タイルには表だけでなく裏にもポケモンが描かれているので、両側を見ないと順番通りに並べることができません。
やってみるとつっかかってスッとお題通りに並べられないときもしばしば。
どうやったら、早く並べることができるのか考えながら手を動かすので、結構頭をつかいます。
さらに、横でサッサとカードを並べている相手の様子が視界に入ったりしたら、焦りが生じて並びをまちがえたり、お手つきをしたり。
生身の相手と一緒に場を囲んで勝負する、アナログゲームならではの緊張感も味わえます。
わがやの「ポケモンドコダ ナインタイル」
わがやでは、中1の長女と、ボクが遊ぶことが多いゲームです。
ボクが手加減しなくても、対等な勝負になります。
ノーマルなナインタイルよりよかったなー、と感じるのは、タイルが色分けされていて、4人のカードのセットを作りやすいこと(通常版のナインタイルは、タイル四隅の点の数でカードを分けます)。
タイルに描かれているのが絵柄ではなく、ポケモンというキャラクターなので、それぞれタイルの背景の色が違っても問題なく遊べるんだと思います。
あと、お題カードが大きくなって見やすくなり、タイルとごちゃまぜになりにくくなったのもよかった。
ただ、絵柄がポケモン故にちょっとめんどくさいなー、と思ったのが、お題カードに上下があること。
通常版のナインタイルは、上下左右同じ向きの絵柄なので、誰がどこから見ても、お題カードのタイルの並びが見やすい。
でも、ポケモンには上下左右があるので、ある人からはお題カードのポケモンが横に傾いてたり、逆さになってたり。
これでちょっとハンデが生まれそう。
なので、タイルを並べる向きまで揃えない、などの調整が必要です。
ゲームをする時は、いちばんちいさい子ども(もしくはナインタイルになれてない子)が見やすい向きにお題カードを置いてあげると、ちょうどいいハンデになるかもしれません。
もし他にハンデをつけるとしたら、4枚カードを獲得するところを枚数を加減したり、
〇〇秒たってからタイルを並べるようにしたり。
勝敗が偏りそうな異年齢でも、工夫次第で楽しく遊べると思います。
ひとりだと「○枚のお題を完成させるのに、○分かかった」というように、タイムトライアルにチャレンジするのも楽しいですよ。
なんせポケモンなんで、いままでアナログゲームをあまり遊んでこなかった子どもでも興味をもつかも。
これを機会にカードゲームの楽しさを知ってもらえたら最高ですね。
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