ふつうのパズルってピースの大きさと数で、子どもが楽しく遊べる時期って限られてると思います。
旬の時期の前だとむずかしすぎたり、逆に旬が過ぎるとかんたんすぎたり。
なので、同じパズルでずっと遊ぶことは、工夫しないとなかなかないかも。
でも、木製のパズルゲーム、カタミノのパッケージには、対象年齢が3〜99歳と記載が。
これは3歳からずっと遊べるということです。
なんでこんな幅広い年齢に対応しているのでしょうか?
それは、パズルを埋めるスペースを変えることができるから。
スペースをせばめたり広げたりすることで、使うピース(ブロック)の数を調整し、遊ぶひとに難易度を合わすことができるのです。
同じスペースでも、ちがう組み合わせのブロックで遊べます。
付属の問題集には500問載っていて、その解答パターンは36,057通り。
難易度が変更可能、かつチャレンジする問題がたくさん!
だから3歳でも、おとなでも、おばあちゃんおじいちゃんでも楽しめるんです。
(お年寄りには「脳トレ」にもいいかもしれませんね)。
カタミノってこんなパズル
カタミノ KATAMINO メーカー:ギガミック(フランス) 内容物:木製ゲームボード、木製ブロック20個、スライダー(仕切り棒)、問題集(説明書) 対象年齢:3〜99歳
パズルの土台にあたる「ゲームボード」と、ピースにあたる「ブロック」、あと仕切り棒と説明書付き問題集。
いちばんシンプルな遊び方は、仕切り棒で範囲を決めて、
そこに合わせてブロックをはめ込んでいく遊び方です。
ゲームボードの上下には数字がふられていて、それがブロックの数に対応しています。
例えば、3に仕切り棒を入れると、仕切られたスペースには、3つのブロックをはめ込むことができます。
3つのブロックの組み合わせもいろいろあるので、ひとつできたらちがう組み合わせの3つのブロックで遊ぶこともできます。
3つでかんたんだったら、仕切り棒をひとつずらして4にしてみましょう。
すると、もうひとつブロックを加えて、4つのブロックではめ込みます。
ひとつ増えるだけで、一気に難易度がアップ。
「5」くらいになると、おとなでも頭をかかえます。
でも、遊んでいるうちに、なんとなくコツがつかめるときもあります。
たとえば、どのブロックも5個の正方形をつなげた形(ペンタミノ)ですので、それよりちいさい空間ができたら、その時点でアウトです。
遊んでいるうちに自然と図形の感覚が養われます。
つまったらその前に置いたブロックに戻って場所を変えてみたり、何回かトライ&エラーをくり返して、効率的に試行錯誤できるようにもなります。
それでも、どつぼにはまって全然できないときも。
だから、完成したときのカチッとはまる音がなんともうれしく、ちいさい子どもでも達成感を味わえます。
わがやのカタミノ
いつか実家に持って行って、子どもが遊んでいたことがありました。
その様子をみていた祖父がよっぽど気になったのか「ちょっと貸してみろ」と、途中から一緒に遊んでいたのを思い出します。
なぜか他人がカタミノで遊んでいるのを見たら、手を出したくなるんですよねー。
不思議です。
わがやでもあまり遊ばない時期があるのに、きょうだいの誰かが遊んでいると再びブームがきます。
なので、遊んでほしいときは、あえてボクが遊びます。すると自然と子どもが遊びだすようになるので。
ちなみにゲーム性のない木製パズルだと、わがやにはジョージラック社の「ノアの方舟」もあります。
これも同じくらい気に入ってます。
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