ドブルキッズは、2枚のカードを比べて、1種類だけ共通する動物をすばやく見つけるゲーム。
1枚のカードには6種類の動物しかいないのですが、カードによって動物の大きさや向きがちがいます。
だからおとなでも見つからないときは、なかなか見つからない。
ルールはかんたんだけど、ときによって苦戦するときがある、そこが奥深く人気のひみつだと思います。
シンプルなルールだからこそ、いろいろな遊び方ができるのも、うれしいですね。
ハンデもつけやすく、みんなで白熱するスピード勝負のゲームです。
ドブルキッズってこんなゲーム
ドブルキッズ DOBBLE KIDS メーカー:ホビージャパン 内容物:円形カード30枚 プレイ人数:2~5人(個人的にはルールを変更すれば大人数でも遊べると思います) 対象年齢:4歳以上 プレイ時間:約10分
カードには、ライオンやペンギン、イルカなどおなじみの動物が描かれています。
全部で30種類以上ある動物のうち、1枚のカードには6種類の動物が。
それぞれのカードで動物の組み合わせがちがうのですが、どのカードを比べても、1種類だけ同じ動物がいます。
どれか分かりますか?
この同じ動物を探すのが基本的な遊び方です。
付属の説明書には、この特性を生かした5つの遊び方が紹介されています。
わがやのドブルキッズ
お店でよく売れていたので、自宅用に購入しました。
わがやでは、5つの遊び方のうち「井戸掘り」で遊ぶことがほとんど。
どういうルールかというと、自分の前にカードを何枚か置き、中央にも1枚カードを置きます。
よーいドンで、自分のカードと中央のカードを見比べて、同じ動物を見つけたら、その動物の名前を言って中央のカードの上に重ねていきます。
そうやって、自分のカードを減らして、早くなくなったひちが勝ち、という遊び方です。
なぜこの遊び方ばかりするかというと、
①配るカードの枚数を調整することで、ハンデがつけやすい
(きょうだい同士やおとなと一緒に遊ぶことが多いわがやでは、これが大きい)
当たり前ですが、自分のカードの枚数が多いと、それだけ時間がかかります。
②配るカードの枚数を調整すれば、何人でも遊べる。
6人とか7人とかで遊んだこともあります。もっと多くても真ん中のカードを囲むことができたら大丈夫かも。
③中央のカードの絵柄がどんどん変わっていくので、相手に先を越されたら、出そうと思っていたカードが出せなくなる。
そのときの「あー」という、くやしい気持ちがちょっと快感。
ちなみに経験上、そのくやしさを引きずると、あとあとひびいて次々相手にカードを出されてしまいます。
ちょっと大げさですが、気持ちの切り替えがたいせつだとゲームでも実感します。
なので、ドブルキッズは「井戸掘り」で遊ぶのが楽しいと思います。
ゲームの勝ち負けが偏るようだと、すぐ枚数を調整してハンデを付けられるので、ちょうどよい頃合いで勝負ができます。
その結果、際どい勝負になることが多いので毎回気が抜けない。
このゲームをすることで、子どもの「集中力」と「よく見る力」が養われたような気がします。
絵柄がマークになった通常版の「ドブル」もあります。
こちらは1枚に描かれている絵柄が8種類。より同じ絵柄を探すのがむずかしくなっています。
絵柄も動物ではなく、さまざまなマーク。
このマーク何って言うのかわからない、と子どもが戸惑うようだど、ドブルキッズの方をおすすめします。
「ドブル」シリーズは人気で、ドラえもんやポケモン、ワンピース、アナ雪などの作品ともコラボしています。
でも、キャラクターの名称がわからないひとと遊ぶ可能性がある場合は、シンプルに「ドブル」か「ドブルキッズ」がいいと個人的には思います。
ちなみにわがやはナインタイルのポケモン版「ナンタイル ポケモンドコダ」を持ってますが、ナインタイルはカードの並びを変えるゲームなので、ポケモンに疎くても問題なく遊べます。
(とうか、ボクは世代じゃないので、カードのポケモンの名前を半分も言えない!)
最近キャラクターとコラボするゲームが増えてて、ついついひかれてしまいますが、そのゲームによって遊びにくくなる可能性もあるので、注意が必要かもしれませんね。
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