わがやには3人子どもがいます。2023年2月の段階で中1(女)、小4(男)、小2(男)です。
きょうだい3人好みがちがって、学用品などはそれぞれちがうのを購入することが多いです。
学習イスなんかもみんな別のメーカーのものを使ってます。
でも、ランドセルは、3人とも同じメーカー。
1950年創業でランドセルを専門につくっている池田屋です。
長女が小学校入学時は、「ラン活」まではいかないものの各メーカーのカタログを取り寄せ、展示場などにも行きました。
いろいろなランドセルを見て、長女は池田屋のランドセルに決定。
いざ小学校生活がはじまると、ランドセルは「縁の下のちからもち」というか、子どもの毎日を支えていました。
長女は6年間何の問題もなくランドセルを背負って登下校してて、教科書なんかも不自由なく出し入れしてて、ランドセルで困ったことは一切なし。
池田屋のランドセルにしてよかったと思いました。
長女入学の3年後に長男、5年後に次男が小学校入学を迎えました。
本音をいうと土屋鞄にちょっとこころひかれた時期もありましたが、結局ふたりも池田屋に。
なので長女のランドセル選びはものすごく時間がかかって、逆に長男・次男は割とすぐ決まりました。
わがやの3人のランドセルはこちら
種類と色は
長女(6年使用済)ー防水クラリーノ シンプルステッチ カーマインレッド
長男(4年使用)ー防水クラリーノ カラーステッチ アースシルバー✕シルバー
次男(2年使用)防水クラリーノ カラーステッチ コン✕キャメル
なんでわがやは3人とも池田屋にしたのか、そして6年間つかった長女のランドセルの状態を紹介します。
池田屋のランドセルの気に入った特徴
池田屋のランドセルの特徴は
・「子ども思い」でシンプル
池田屋のランドセルは、随所に子どものことを考えたデザイン・機能があります。
尖った部分がなく肩紐を止める「ギボシベルト」、簡単にヒモのとりはずしができる「池田屋フック」など。
大容量なのに重量が1,070〜1,100gと軽く、もちろん防水・耐久性も備わっています。
各部にいろいろな名称が付いてますが、基本的に子どもが安全で簡単に使えることを目指して作られている印象で、それ以外の余計な部分は省いている印象です。
・価格が良心的
値段は他の工房系にくらべると安いです。
装飾が少なくシンプルなゆえだと思います。
確かに見た目の素材やデザインの「高級感」「上質感」というところだと、土屋鞄の方が分がありそうな気がします。
ただ素朴な感じ(?)のわがやの子どもたちには、池田屋がぴったりでした。
・カラー展開が豊富
長女が購入してからもどんどん色展開が増えていて、いまではさまざまなバリエーションから選べます。
最近お店を久々にのぞきましたが、年々カラーが増えている印象で、逆にたくさんありすぎて選択肢が多く困るくらい。
カラーにこだわる子どもだとうれしいのかもしれません。
うちの子どもは色にはそんなこだわりを持ってなくて、ある色から選ぶ感じだったので、カラーバリエーションの豊富さはそんなにといった感じでした。
わがやのランドセルに池田屋を選んだわけ
池田屋のランドセルの特徴を踏まえ、わがやが池田屋を選んだ決定的な理由は、取り寄せたパンフレットの説明に納得した3つのポイント。
①余分な刺繍は革を傷めるという考え
刺繍をすることは、糸で革を縫うことです。
そのため、革を傷つけることになり、糸が汚れたりほつれたり防水機能が弱くなったりする可能性があります。
確かに最近のランドセルは可愛らしい刺繍も多く、子どもが飛びつきたくなるのも分かりますが、考えてみれば革をそれだけ傷つけているわけで、なるべく余計な刺繍が入ってないメーカーを選びました。
②反射板が付いてない。必要なら反射シールをつけることで補う
これも刺繍と一緒で、反射板をつけるということは、革に余計な負担をかけるということ。
そもそも反射板が役立つケースって、ほとんど思い当たりませんでした。
小学校まで歩いて10分かからないし、通学路には街灯もしっかりあります。
放課後遊びに行くにしても習い事に行くにしても、一回家に帰ってランドセルを置いてから出ていくので、夜暗くなる時間にランドセルを背負って歩いていることがまずない。
長女の場合、小学校6年間で暗くなってる時間にランドセル背負ったことあったけなー、と考えても思い出せないくらい。
なのでわがやでは反射シールも購入しませんでした。
③時間割ポケットがない
よくあるランドセルのかぶせの裏にある、時間割をいれるビニールのポケット、池田屋にはついてません。
ビニールは劣化しやすく、ランドセルが痛む原因になるからだそうです。
確かにそれはそうだと思いました。
紙の時間割は、家の机の前に貼るのと、一枚ランドセルの中に入れておくので問題ありません。
むしろ時間割通りの日のほうが少なく、毎日次の日の時間割を連絡帳に書いてきています。
学校によって必要の度合いは変わってくると思いますが、わがやではランドセルに時間割表は必要がありませんでした。
逆にかぶせにビニールがついてない分やわらかく、長く使ってもランドセルの形にフィットし続けていました。
この3点は、ランドセルを長く安全に使う池田屋の考え方の中で、特に共感したところです。
ここに納得して池田屋を選びました。
池田屋のなかで、牛革かクラリーノか悩みましたが、より軽いクラリーノを選択。
色は選択肢がなかった長女をのぞいて、長男・次男は自分で好きな色を選ばしています。
池田屋のランドセルを実際に使った感想(長女の場合は6年間!)
長女は小学校を卒業し、ランドセルもお役御免になりました。
長女が6年間つかったランドセルがこちら。
長女のは、6年間つかったものですが、外側はまだきれい。
さすがに中は鉛筆の汚れなどがついてます。
これは日々のメンテナンスの問題で、きちんと掃除したらきれいになりそう。
よく見ると入り口の部分は、すこし表面が削れている感じがします。
さすがに新品と比べると表面の傷み等はありますが、もう6年いけそうなくらいまだまだ使えそう。
捨てるのももったいないけど、わざわざリメイクするのもなんだし、と思ってそのまま。
いずれどこかに寄付しようと思っています。
ちなみに長男・次男の現役のランドセルは、まだ新品みたいにきれい。
特に日々手入れとかはしてないです。
たぶん学校が家から近いので(徒歩10分くらい)、あんまりランドセルが汚れる機会が少ないのかも。池田屋のランドセルには6年間の完全無料修理の保証も付いてますが、一度も使ったことはありません。
ちなみに、次男の代から背中に革製の持ち手がついています。
長女・長男のときはまだナイロンループでした。
革製の持ち手の方が、見た目も統一感が出てイイ感じがします。
でもわがやの子どもは特になにも思ってないし、そもそも気づいてないかもしれませんが…。
わがやの長女のランドセル選び顛末
思い出せば、長女が小学校入学前に引っ越しをしたわがや。
周りがランドセル選びをしていた頃は、まだ引越し先が決まらなくて、それにつられてランドセルの購入が大幅に遅れてました。
というのもひょっとしたら京都に住んでランリュック(公立学校指定のナップサックみたいなやつです)になったらどうしようという考えがあったのです。
とりあえず各社のカタログを取り寄せて、もしランドセルを購入するなら池田屋、もしくは土屋鞄とだけ決めてました。
結局京都に引っ越す線は消えて、ランドセルを購入を決断したのは入学する前の年の12月くらいだったような。
そのころはまだ梅田に池田屋のお店もなく、ネットを販売状況を見ても完売になっていて青ざめました。
ダメ元で浜松かどっかのお店に電話をしたら、たまたまキャンセルが出たとかで、すぐ注文。
色もちょうど欲しかった赤系だったので、幸運でした。
そのときの店舗のスタッフの方の対応もすばらしく、感動したのを覚えています。
長女は結果的に苦労してランドセルを購入しましたが、
長男・次男のときは梅田にお店ができていて、本人を連れて行ったら、ものの10分くらいで気に入った色を見つけて、あっさり決まりました。親が拍子抜けするくらい。
その場で代金を支払い、逆に時間を持て余してしまって、ランドセル代で付いた駐車サービス時間を利用して、おなじ建物のキドキドで遊びました。
ランドセル選びに思うこと
親はどうしてもランドセル選びに熱が入ってしまいますが、子どもは興奮しているのは購入した直後くらいで、そのうちからだの一部みたいになって、背負って登校するのが当たり前になってました
(特にわがやの子どもはあまりモノにこだわりがないので、そうなのかもしれません)。
どういう形か、色か、性能かなんて、あんまり関係なくなるような気がします。
特に、いまのランドセルはどのメーカーもすごくよくできていて、ほんのちょっとの性能のちがいなのに、天と地ほどの差があるような感じになっている気も。
といっても、長女のときは池田屋に決めるまでは、ボクも結構調べました。
いま買うんだったら土屋鞄でかぶせ裏の時間割表がなくなった「レコ ベーシック」と悩むかも。
やっぱり何か選ぶのってめんどくさいけど、楽しいんですよね。
これからもモノ選びは、ほどほどに熱くなって、いいモノを選びたいと思います。
学用品でいえば、ライトも3人同じものを使っています。
ちなみに学習イスは、3人全然ちがうタイプのを使用してます。
こう見たら、同じのがあったり、ちがうのがあったり、統一感がないですね、わがや。
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