叩くおもちゃ(ハンマートイ)は、手先が器用になった1歳半くらいの子どもから遊べる、お店でも人気のおもちゃ。
各メーカーから、いろいろ発売されています。
その中でもいちばん人気だったのが、ニックの「大工さん」。
お店で勤務していた頃、住宅展示場に何日かスポットで出店したことがありました。
大工さんとサンプルも持っていったのですが、
小学校低学年くらいの子どもが、入れ代わり立ち代わり来て、大工さんのサンプルで遊んでいました。
ボクの頭の中では、大工さんは「あかちゃんおもちゃ」というくくりだったんですが、
こんなに大きくなっても楽しく遊べるんだと、感心しました。
その経験から、わがやにも!と買ったおもちゃです。
ハンマートイ 大工さん(ニック)って、こんなおもちゃ
大工さん メーカー:ニック(ドイツ) 内容物:本体、木製ハンマー、木製ペグ10本 対象年齢:1歳〜
叩くおもちゃ(ハンマートイ)は、ちいさいこどもでも、手先が器用になってハンマーが持てるようになったら遊べるおもちゃ。
はじめはなかなか狙った場所にハンマーを下ろすことがむずかしいかもしれませんが、
遊んでいくうちに運動感覚が養われ、だんだん自分のイメージ通りに叩くことができます。
ハンマートイは、「レシオ社のパロ」や「ユシラ社のJハンマートイ」などがありますが、
お店ではニックの大工さんがいちばん人気でした。
サンプルで遊んでいた子どもの様子を見ると、なんとなくそのワケが分かります。
大工さんの他のハンマートイにはない特徴が、ウケていたんだと思います。
①まっすぐ叩いたはずのペグが、横から出てくる楽しさ。
入り口では、ペグを真下に叩いているのに、押し出されるように出てくるペグは、真横から出てきます。
中の構造を見ると、ペグの通り道がだんだん横になっているのが分かります。
子どもからしたら、ちからを下に入れているのに、あらぬ方向にちからが伝わっているのが、おもしろいみたいです。
②程よい抵抗感。叩いている実感があります。
大工さんは叩く感触がすばらしい!程よい抵抗感があります。
その秘密はペグの出口にあるこの丸い突起。
突起はスプリング式で出っ張っていて、ちからを加えると引っ込みます。
これが、ペグが通るときに引っかかって、すこしちからが必要になるのです。
トントントンとハンマーを下ろすと、ホントに大工仕事をしている気分に。
③両手を使わないとと叩けないときがある
ほとんどのハンマートイは、片手でも叩けます。
レシオ社のパロも、ユシラ社のハンマートイも、ハンマーを持つ手だけで遊べます。
ある程度でたらめにハンマーを振り下ろしても、ボールやヘグを叩いて引っ込ますことができるんです。
でもこの大工さんは、しっかりペグを狙わないと、叩けません。
さらに、叩くペグが穴にどのくらい入っているかによりますが、両手が必要なときがあります。
ハンマーを下ろすときに、もう片方の手でペグを支えなくてはいけないのです。
なので、他のハンマートイより、ちょっと難易度は高めです。
その分、遊びがいがあって長く遊べます。
わがやの、大工さん(ニック)
トントン叩いていた子どもたち。
ペグは5色あるので、「赤→黄→青→紫の順番に出るように叩いて」なんて声をかけて、色遊びでも楽しんでいました。
いまでは、流石に出番はすくなくなりましたけどね。
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