手先をつかうおもちゃ

ことばに興味をもったら リングカード・あいうえお 戸田デザイン研究室

リングカード2 手先をつかうおもちゃ
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おもちゃ屋だけでなく、本屋などでもよく見かける、戸田デザイン研究室のリングカード。
その愛おしいデザインとフォルムにひかれる方も多いと思います。

ボクもそうでした。
おもちゃ屋に勤める以前、書店員だったころ、児童書コーナーに陳列していたリングカードが気になって、チラチラ見てました。

結局、「あいうえお」を自宅用に購入。
かれこれもう10年以上前のことです。

デザインなどを変更しなくても、いまでも変わらず人気なのは、すごいですね。
逆にラインアップはどんどん増えました。

それだけ長く愛されているのは、デザインや色彩、カードの形状など、細部までこだわって作られているからだと思います。

Bitly
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リングカード・あいうえおって、こんなカード

メーカー:戸田デザイン研究室
内容物:カード(約8×16cm)46枚
対象年齢:1歳以上

戸田デザイン研究室の「リングカード あいうえお」は、はじめてことばに興味をもった子どもにピッタリのカード。

表側にはイラストとひらがなの頭文字、裏にはひらがなが描かれています。

リングカード9
窓に色をつけるのに、こんな素敵な色を選びますか!

例えば、表は窓のイラストと「ま」、裏には「まど」といった感じです

リングカード10

あいうおカードは他の出版社からもたくさん発売されています。
でも、戸田デザイン研究室のリングカードは、それとは一線を画しているとボクは思います。

その理由は、
①デザインされた色彩、イラスト
②持ちやすいフォルム

①描かれているイラストは、はっきりした色の組み合わせで、さらに輪郭も描かれています。
なので、ちいさい子どもでも、はっきりイラストを認識することができます。

リングカード3

1枚1枚を見てもすごくきれいですが、たくさんあると「色とりどり」という言葉がぴったり。

これがデザインされていない絵と色だと、色がいっぱいありすぎてガチャガチャしそうですが、
戸田デザイン研究室のカードは、たくさん集まっても「まとまり」のようなものを感じるから不思議です。

これがデザインの力なんですかね。裏側のひらがなも、見やすいフォントです。
ひらがなの美しさ・親しみを自然と感じることができます。

②見た目だけでなく実際に遊びやすいように、カードの形状もデザインされています。

リングカード3

他社のカードには、四角く角があるのもありますが、リングカードは一枚一枚が角がないやさいいフォルム。

ふつうの楕円形ではなく、すこし下部がへこんでいるので、小さい手でも握りやすくなっています。
厚さも十分あり、めくる動作もスムーズにできます。

リングカード4


遊び方もいろいろ。

リングを通した状態で、1枚ずつ何のことばか当てて遊べるし、
リングからカードを外して、1枚1枚カードを並べ、絵を見てお話するのも楽しいですね。
(リングはプラスチック製で、おとなが力を入れると輪っかがはずれるようになっています)。

リングカード5

リングカードは他にも「ABC」や「しきさい」、「こっき」など、現在ではいろいろな種類が発売されています。
そのとき、子どもに興味があることにあわせて選ぶといいですね。

わがやのリングカード・あいうえお

長女が生まれた頃から、ちょくちょく雑誌などで紹介されていたリングカード。
わがやにもどれか買おうと思い、長女が1歳になったころに、オーソドックス(?)な「あいうえお」を選びました。

それなりに遊びました。
が、やっぱり「どうぶつ」の方がよかったかなー、とちょっと後悔したのを覚えています。

というのも、長女がことばを覚えだしたときに、動物の名前を口にすることが圧倒的に多かったのです
(そのとき読んでいた絵本や、よく動物園に連れて行ったのが影響しているかもしれません)。

あたりまえですが、「どうぶつ」は動物の名前(名詞)だけのカードですが、
「ひらがな」だと、ほとんど名詞なのですが、「ぬれる」という動詞が入ってきます。
あと、あいうえお全部網羅しているので、「を」と「ん」もあり、「きをうえる」「ぺんぎん」なども。

長女はひらがなに興味をもったのは、2〜3歳くらいだったので、ことば遊びとして使うんだったら、
尚のことそのとき親しんでいた動物の方が楽しめたかなー、と思いました。

そんな長女でも遊ぶ時期が後でやってきましたし、下の2人にも遊び継がれていきました。


戸田デザイン研究室のお気に入りの絵本もわがやにはあります。
『完全版・国旗の絵本』

Bitly

なんといっても、ページいっぱいに国旗が描かれているのがいい!

本によったら、その国の情報なんかも一緒にびっしり載っていますが、
『完全版・国旗の絵本』は最小限の情報だけで、国旗のデザインそのものを純粋に楽しめます
(国旗をページに収めるため、国によっては縦横の比率がすこし変えられてますが)。

リングカードと同じくらい好きな作品です。

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