アナログゲーム

これぞスピード勝負!すぐ準備できて、すぐ遊べるゲーム クラック

クラック1 アナログゲーム
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アミーゴ社は、スピードカップスやハリガリなど、スピード勝負の人気ゲームを数多く作っているドイツのメーカー。

「チーン」と鳴るベルを使って遊ぶゲームもありますが、「クラック」はディスクとサイコロで遊ぶシンプルなゲーム。

細かく描かれたイラストではなく、色とマークのディスクを取るので、ちいさい子どもでも游べます。

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「クラック」ってこんなゲーム

メーカー:アミーゴ(ドイツ)
内容物:ディスク36個、サイコロ2個(色とシンボルマーク)
プレイ人数:2~6人(個人的には7人、8人でも遊ぼうと思えば遊べると思います)
対象年齢:4歳以上

カルタのようにディスクをすばやく取るゲームです。

サイコロは2種類あって、ひとつは6色の色が、もうひとつには6種類のシンボルマークが描かれています。
2種類のサイコロを同時に転がして、出た目の組み合わせのマークがあるディスクを取ります。

クラック3


例えば「青色」と「星」の目が出たら、「青い星」マークがあるディスクを探しましょう。

クラック3

同じマークが描かれているディスクはいくつかあるので、一度に何枚も取れるときも。
ディスクには磁石が入っいて、複数枚取るときは、オセロのように裏にピタッとくっつけて取っていきます(その感触がなんとも楽しい!)。

おもしろいのが、「色」「記号」のサイコロとも、「白色」と「無地」の目があるところ。
これは要素が「ない」ことを意味します。
「白色」と「矢印」だったら、色に関係なく矢印が描かれているディスクが対象になります。

なんと「白色」「無地」の組み合わせだと、どれでも取れることになるので、みんないっせいにディスクを取ることになります(ただただ早くディスクを取るだけです!)。

ディスクがなくなったら、取ったディスクの枚数を確認して、いちばん多く取ったひとが勝ちです
(背くらべで判断できます)。

クラック4

わがやの「クラック」

クラックの特徴は、すぐ游べてすぐ終わること。

なので「腰を据えてゲームで遊ぼう」というときより、「ちょっと時間が空いてるしゲームしよう」と軽い気持ちではじめることが多いです。
箱にはゲーム時間10分と書いてありますが、正直10分もたないときがほとんど。早かったらほんとすぐ終わります。

一回サイコロを振ると、何枚かディスクを取れることが多いので、異年齢で一緒に遊んでも下の子どもがまったくディスクを取れないということはあまりありません。
なので、年齢差のあるきょうだいやおとなと遊んでハンデをつけたいときは、単純に取った枚数で勝負するのではなく、「下の子どもが○枚以上取ったら勝ち」という風にしてみてもいいかもしれません。

ルール上はディスクは片手で取ることになってますが、例えば「両手あり」でハンデをつけるのもありですね。
ゲームのルールは、あくまでルール。
それにとらわれることなく、みんな納得の上でルールを変更して、遊びやすいように遊んだらいいと思います。

また、はじめてゲームを遊ぶ子どもで色と記号を頭のなかでひとつのイメージにするのがむずかしければ、はじめは片方のサイコロだけをつかって、一方の要素だけでディスクを取る遊びをしてもいいかもしれません(ひとつずつで慣れたら、サイコロをふたつにして遊んでください)。

通常の「クラック」で物足りなくなったら、数年前に発売された「クラックファミリー」もオススメです。
サイコロをふたつ転がすことに変わりはないのですが、一つが「数字」、もう一つが「色」と「種類」になっているので、組み合わせがより複雑になっています。
さらに数字には「0」があるので、単に「ある」のを探すだけではなく、「ない」のを探す、マイナスの要素も含まれています。
単純に見たものを探す「クラック」より難しくなっていて、おとなでも混乱してあたまがかゆくなるときも。


「クラックファミリー」の推奨対象年齢は7歳から。さすが「クラック」の上級というゲームです。

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